Sat, July 17, 2004
Igor Pro lecture No. 9
round関数とその応用アイディア
round命令は四捨五入を与える関数だ。
print round(2.6)
とタイプすると3と表示されるはずだ。
前回、フィッティング結果をグラフ中に表示する方法を説明したが、有効数字が5桁ほどあって見にくかった。今回は、round関数を使って、すっきりとした注釈表示を行ってみよう。
34.72384 という数値があって、少数第2位まで表示させたい場合、皆さんならどうしますか?このまま四捨五入すると、もちろん35になってしまいます。
そこで、
print round(34.72384*100)/100
と入力してはどうでしょう?
いったん、100倍することで、3472.384とし、ここで四捨五入します。すると3472となるので、100で割ると34.72のできあがり!
■前回のマクロを書き換えてみましょう。
Macro AppendResults()
string aTEXT=num2str(round(w[0]*100)/100)
string bTEXT=num2str(round(w[1]*100)/100)
TextBox/C/N=text0/F=0/S=3/A=MC "\\F'Times'\\Z14a = "+aTEXT+", b = "+bTEXT
end
いかがでしょうか?
( ) の場所をくれぐれも間違えないようにしてください。
posted at July 17, 2004 05:23 PM
« Igor Pro lecture No. 8 | ホームに戻る | Igor Pro lecture No. 10 »
さんのサイン・インを確認しました。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)