Sat, July 10, 2004

Igor Pro lecture No. 2

文字列に関する関数 (string, strlen)

string/G a="abcdefg" としたのち、

print a[0,2]

と打ち込んでみよう。
文字列は7文字あるはずなのに、はじめの3文字だけが表示されたはずだ。
上の命令は、aという文字列の0番目から2番目までを表示するという意味なのだ。

■次に、
print strlen(a)
と入力してみよう。7と表示されたはずだ。これは文字列の長さを返す「関数」で、いろいろな事に応用できる。

print a[ 0 , strlen(a) - 1 ]

と入力してみよう。print aと同様、すべトの文字が表示されたはずだ。(0から始まっているから、strlen(a) - 1が最後の文字列に対応する)

そうすると応用として、最後の1文字を除いての表示は、
print a[ 0 , strlen(a) - 2 ]
でOK。

■string/G a="test_AFM0058.txt"
と入力して、
print strsearch(a, "AFM", 0)
としてみよう。
この命令は、a という文字列から、"AFM"という文字列を検索し、0番目から数えて何番目に文字列が見つかったかを返す関数だ。

結果は5である。よって、
variable b=strsearch(a, "AFM", 0)
print a[0,b-1]
によって、"AFM"の前の文字である"test_"までが表示される。

連番ファイルの全自動プログラムの作成に必要不可欠な知識なのだが、詳細は後日。

posted at July 10, 2004 05:11 PM

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Polymer Molecular Engineering Laboratory
Department of Polymer Science and Engineering,
Kyoto Institute of Technology,
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